皆さん、こんにちは。
今回は、ブロックチェーンという技術を使って、新しい組織の形を作ることができる「DAO」というものについて、わかりやすく解説していきたいと思います。
DAOとは何でしょうか?
DAOとは、「Decentralized Autonomous Organization」の略で、「分散型自律組織」と呼ばれます。
これは、特定の管理者や上司がいなくても、みんなで協力して組織を運営することができるようになる仕組みです。
例えば、あなたが好きな音楽やアニメやスポーツなどの趣味を持つ人たちと一緒に、オンライン上でコミュニティを作りたいとします。
そのコミュニティでは、イベントやプロジェクトを企画したり、資金を集めたり、投票したりすることがありますよね。
でも、誰がどんな役割を担当するかや、どんなルールに従うかや、どんな報酬をもらうかなどのことを決めるのは大変ですし、信頼できる人が必要です。
そこで登場するのがDAOです。
DAOでは、ブロックチェーンという技術を使って、コミュニティのルールや契約や資金などの情報をオンライン上に記録します。
そして、その情報は誰でも見ることができますし、だれも変えられません。
また、コミュニティのメンバーは自分の意見や提案をオンライン上で投票することができます。
このようにして、みんなで分散型(ぶんさんがた)に自律的(じりつてき)に組織を運営することが可能になります。
DAOのメリットは何でしょうか?
DAOには以下のようなメリットがあります。
- 透明性(とうめいせい):ブロックチェーン上に記録された情報は誰でも見ることができますし3 だれでも変えられません。そのため、不正や詐欺(さぎ)や権力(けんりょく)の乱用(らんよう)などが起こりにくくなります。
- 公平性(こうへいせい):コミュニティのメンバーは自分の意見や提案をオンライン上で投票することができます。そのため、少数派(しょうすうは)やマイノリティ(少数者)も声を聞かせることができます。
- 効率性(こうりつせい):特定の管理者や上司が必要ありません。そのため、決定や実行に時間やコストがかからず、スピーディーに動くことなります。
- 創造性(そうぞうせい):コミュニティのメンバーは自分のアイデアやスキルを自由に発揮(はっき)することができます 。そのため、新しい価値(かち)やサービスやプロダクトを生み出すことができます。
DAOの例は何がありますか?
DAOはまだ新しい概念(がいねん)ですが、すでにいくつかの事例(じれい)があります。
例えば、以下のようなものがあります。
NinjaDAO
日本発のNFTコレクション「CryptoNinja」の日本最大10万人超の公式コミュニティです。
CryptoNinjaは、誰でも自由に商用利用できるキャラクターです。
クリエイターは、NFTや漫画やゲームやアニメやグッズや音楽や舞台などでキャラクターを様々な方法で使うことができます。
NinjaDAOでは、CryptoNinjaのオーナーやファンが集まって、コミュニケーションや協力や投票などを行っています。
また、毎日1体自動生成されるドット絵NFTをオークション形式で販売しており、売上は全額がトレジャリー(コミュニティみんなのお財布)に入ります。
キャラDAO
キャラDAOとは、NFTを活用したキャラクターのビジネスモデルを作ることを目的に、勢力的に活動しているコミュニティです。
SNSの累計フォロワーが100万人以上のBUSONさんが設立したDAOで、約78,000人の参加者がいます。
キャラDAOでは、長く愛されるキャラクターを作り、そのキャラクターの価値を高めていく活動をしています。
ファーストコレクションである『Shikibu World』は即完売し、さらに他のコレクションも発売を控えており、注目を集めています。
キャラDAOに参加すると、様々なプロジェクトに関わったり、コミュニケーションや協力や投票などを行ったりできます。
キャラクター好きならぜひチェックしてみてください。
マネリテDAO
マネリテDAOとは、日本のマネーリテラシー向上を目指して、共に楽しんで、真剣に行動していく仲間が集まるオンラインコミュニティです。
「社会を1ミリでも前へ」を標語に、お金の教育について考えて普及していく活動をしています。
公開4日間で2,000人が参加し、現在は約3,000人の参加者がいます。
マネリテDAOでは、実際の学校現場でのお金の授業やオンラインイベントやコンテストなどを通じて、お金に関する知識やスキルや価値観を学んだり、交流したりできます。
お金について考えたい人ならぜひ参加してみてください。
色々なDAOがある
これらの例からわかるように、DAOでは様々な目的やテーマでコミュニティを作ることができます。
そして、そのコミュニティでは仮想通貨を使って資金や報酬や権利などを管理するために、コミュニティのみんなで使うお財布「トレジャリー」というものが使用されます。
仮想通貨取引所とは何ですか?
仮想通貨取引所とは、仮想通貨と現実世界(げんじつせかい)のお金や他の仮想通貨と交換したり売買したりする場所です。
例えば、日本円でビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を買ったり売ったりしたり、ビットコインとイーサリアムなどの仮想通貨同士を交換したりすることができます 。
仮想通貨取引所に口座開設する必要性
前述したように、DAOでは仮想通貨を使って資金や報酬や権利などを管理します。
そのため、DAOのコミュニティで使用する、みんなお財布「トレジャリー」の使用や管理などに参加したり活動したりするには、まず仮想通貨取引所に口座開設する必要があります。
そうすれば、自分のお金と仮想通貨と交換したり送受信したり保存したりすることができるようになります。
仮想通貨取引所のおすすめは?
仮想通貨取引所には色々な種類や特徴があります。
例えば、手数料(てすうりょう)やセキュリティ(あんぜんさ)や使いやすさなどが異なります。
その中で、私がおすすめする仮想通貨取引所は「コインチェック」というものです。
コインチェックとは、日本で最も人気のある仮想通貨取引所の一つです。
- コインチェックのメリットは以下のようなものがあります。
手数料が安い:コインチェックでは、ビットコインを売買するときにかかる手数料が0.05%という低い水準です 。また、イーサリアムやネムなどの他の仮想通貨を売買するときにかかる手数料も0.1%以下です 。 - セキュリティが高い:コインチェックでは、お客様の資産(しさん)の約90%をオフラインで保管しています 。これは、「コールドウォレット」と呼ばれる方法で、ハッキングや盗難(とうなん)などから資産を守ることができます。
- 使いやすい:コインチェックでは、スマートフォンやパソコンから簡単にアクセスできるアプリやウェブサイトを提供しています 。また、日本語対応(たいおう)のカスタマーサポートもあります。
以上のように、コインチェックは手数料が安くてセキュリティが高くて使いやすい仮想通貨取引所です。
もし、あなたもDAOに興味(きょうみ)があるなら、ぜひコインチェックに口座開設してみてください。
こちらから登録すると時期によっては特典(とくてん)もありますよ。
まとめ
今回は、ブロックチェーンという技術を使って新しい組織の形を作ることができる「DAO」というものについて解説しました。
DAOでは、特定の管理者や上司がいなくてもみんなで協力して組織を運営することができます。
そして、その組織では仮想通貨を使って資金や報酬や権利などを管理します。
そのため、DAOに参加したり活動したりするには、まず仮想通貨取引所に口座開設する必要があります。
私は日本で最も人気のある仮想通貨取引所「コインチェック」をおすすめしました。
もし、あなたもブロックチェーンの世界に飛び込みたいなら、ぜひコインチェックに登録してみてください。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。