GOX(ゴックス)とは
GOX(ゴックス)とは、取引所にあずけていた資金を持ち逃げされることを言います。
GOXという名称の由来は、ハッキングにより大量のビットコインを流出させてしまったMt.GOX(マウントゴックス)社の社名からきています。
セルフGOX(ゴックス)とは
自分の送金ミスなどで資金を消失したり、引き出せなくなったりすることを、セルフGOXといわれますね。
大きな意味としては「意図せず資金を失ってしまうこと」として使われることが多いかと。
セルフGOXしてしまう状況を具体的に
GOXしてしまう状況は、
- 取引所のアドレスに送金してしまう
- 存在しないアドレスに送金してしまう
- 全然知らないひとに送金してしまう
- 違うネットワークに送金してしまう
- ウォレットの秘密鍵を紛失して復元できなくなる
などがあります。
セルフGOXしてしまったらどうしたらいいのか
実際にセルフGOXしてしまった場合、救済措置はあるのでしょうか?
- 取引所のアドレスに送金してしまう→取引所に相談する。
- 存在しないアドレスに送金してしまう→諦める。
- 全然知らないひとに送金してしまう→連絡先がわかるのであれば、相談する。連絡先が不明なら諦める。
- 違うネットワークに送金してしまう→諦める。
- ウォレットの秘密鍵を紛失して復元できなくなる→諦める。
いずれにせよ連絡先が不明であれば、あきらめるしかないかと。
セルフGOXをしないためには
セルフGOXを極力ゼロにするのであれば、
- 小額で送金 → 結果を確認 → 希望金額を送金
- 秘密鍵の徹底管理
- 送信先アドレスを登録しておき管理する
これしかないです。
小額送金テストでも見抜けないトラップ
悪意のある改ざんされた「公式そっくり」の詐欺サイト。
仮想通貨を取り扱うサービスを展開する、公式そっくりの詐欺サイトでは小額送金パターンが通用しないケースもあります。
- 小額送金テスト → OK
- いざ本番の金額を送金 → 詐欺ウォレットに転送され取り返せない
で、爆死するパターンもあります。
これは、一定額以上の暗号資産が取引された場合に、別のウォレットへ転送させるという巧妙なトラップです。
これも大きな意味ではセルフGOXですね。
公式サイトへのアクセスはブックマークしておき、毎回そこからアクセスしましょう。
Google検索してとんだ先が詐欺サイトなんてことは普通にありますので。
取引所がGOXする可能性はあるのか
ネットで外部とつながっている限り、100%安全とはいいきれないですよね。
過去事例をまとめたツイートを紹介します。
過去の主な仮想通貨の流出事件をまとめた表です。規模でいうと、ビットポイントからの流出額はZaifの半分程度ですね pic.twitter.com/r0tw1Dkxf3
— 高城泰/FXコレクティブ (@takagifx) July 12, 2019
まとめ
投資はDYORです。
なれている人でも、なにかのタイミングでセルフGOXしてしまった人は大勢います。
気をつけましょうね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!(^^